SBI証券と楽天証券を比較|新NISAで選ぶならどっち?

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「新NISAを始めたいけど、SBI証券と楽天証券のどちらで口座を開けばいいかわからない」——そう迷っている人は多いはずです。

ネットで調べると「どちらもおすすめ」という記事ばかりで、結局どっちなのか判断できない。そんな状況ではないでしょうか。

この記事では以下のことがわかります。

  • SBI証券・楽天証券それぞれの強みと弱み
  • 手数料・ポイント・クレカ積立・UIの実際の差
  • タイプ別の選び方の結論
  • 実際にSBI証券でNASDAQ100を積み立てている私の判断理由

私は機械工学専攻の大学院生で、新NISAからSBI証券でNASDAQ100中心の積立を始めました。両社を比較検討したうえでSBIを選んだ経緯を、データと体験の両面からお伝えします。


結論:タイプ別おすすめはこれ

先に結論を出します。

【タイプ別おすすめ】
・投資信託の品揃え・クレカ積立還元率を重視する → SBI証券
・楽天経済圏(楽天市場・楽天銀行など)をすでに使っている → 楽天証券

どちらも新NISAに対応した大手ネット証券で、手数料体系に大きな差はありません。

ただし、クレカ積立の還元率・取扱ファンド数・ツールの充実度では、現時点ではSBI証券がやや優位です。

一方、楽天ポイントを日常的に貯めている人や、楽天銀行と家計を一本化したい人には楽天証券のほうが使い勝手がよい場面もあります。

以降では、それぞれの特徴を具体的な数字つきで掘り下げます。


SBI証券の特徴・メリット・デメリット

SBI証券の主なメリット

SBI証券は国内最大規模のネット証券で、口座数は1,500万を超えています(2025年時点)。

  • 投資信託の取扱本数が業界最多水準(2,600本超)
  • クレカ積立に対応した三井住友カードの券種が豊富(年会費無料のNLカードから高還元のプラチナまで選択肢が広い)
  • 米国株・ETFの取扱銘柄数が豊富で個別株投資にも対応
  • IPO取扱数が業界最多水準で、将来的に個別株も視野に入れる人に向いている
  • 高機能ツール「HYPER SBI 2」が無料で使える
  • 住信SBIネット銀行と連携すると外貨積立や金利優遇が受けられる

三井住友カードのクレカ積立は、カードの種類と年間利用額によって還元率が変わります。

年会費無料のNLカードは利用額条件を満たせば0.5%ですが、条件を問わず安定して還元を受けたい場合はゴールドNL(年100万円利用で翌年以降永年無料・1%還元)以上が現実的な選択肢です。

三井住友カード(NL)のクレカ積立は、年間カード利用額に応じた変動制(2024年10月〜)です。また、積立額は年間利用額のカウント対象外のため注意が必要です。詳細は三井住友カード公式サイトでご確認ください。

SBI証券のデメリット・注意点

  • クレカ積立の高還元(5%)はプラチナカードが必要で年会費が発生する
  • 管理画面のUIが情報量の多さゆえにやや複雑に感じる場合がある
  • 楽天ポイントは使えない(VポイントやPontaポイントに対応)
クレカ積立の還元率はカードの種類によって大きく異なります。三井住友カード(NL)などのスタンダードカードは0.5%です。年会費と還元率のバランスを確認してから選択することを推奨します。

SBI証券の全体像を把握したところで、次は楽天証券の特徴を見ていきます。


楽天証券の特徴・メリット・デメリット

楽天証券の主なメリット

楽天証券の強みは「楽天経済圏との連携」と「クレカ積立の使いやすさ」です。

  • 楽天カード(一般)でのクレカ積立が1%還元(2025年3月〜。年間利用額条件なし・固定)
  • 楽天ポイントをそのまま投資信託の購入に使える
  • 楽天銀行との「マネーブリッジ」で普通預金金利が優遇される
  • スマホアプリ「iSPEED」の使いやすさは高評価が多い
  • 日経テレコン(経済記事)が無料で読める
  • 「楽天・プラスNASDAQ-100インデックス・ファンド」を取り扱っている(信託報酬0.198%で業界最低水準。楽天証券限定)

特に2025年3月の楽天カード(一般)の還元率改善は大きなポイントです。

年間利用額を問わず1%が固定で付与されるため、条件管理が不要でシンプルに使えます。

「楽天・プラスNASDAQ-100インデックス・ファンド」は信託報酬0.198%(税込)で、同カテゴリの中では最低水準のコストです。ただし新NISAの成長投資枠のみ対応で、つみたて投資枠では購入できません。また現時点では楽天証券限定の販売となっています。

楽天証券のデメリット・注意点

  • クレカ積立の還元率が2024年以降に条件変更された経緯があり、改悪リスクがゼロではない
  • 取扱投資信託の本数はSBI証券より少ない(約2,500本)
  • 一部のIPO(新規上場株)の取り扱いでSBIに劣る場合がある
楽天証券のクレカ積立還元率は過去に変更された実績があります。最新の条件は楽天証券公式サイトで必ず確認してください。

両社の特徴がわかったところで、主要項目を表で並べて比較します。


SBI証券と楽天証券の比較表(手数料・ポイント・UI・ツール)

主要な比較ポイントを一覧にまとめました。

比較項目SBI証券楽天証券
国内株式売買手数料無料(ゼロコース)無料(ゼロコース)
投資信託取扱本数約2,600本約2,500本
クレカ積立対応カード三井住友カード楽天カード
クレカ積立還元率(標準)0〜0.5%(年間利用額で変動)1%(条件なし・固定)
クレカ積立還元率(最大)最大4〜5%(プラチナ系カード)最大2%(ゴールド・プレミアム)
ポイント種類Vポイント・Pontaなど楽天ポイント
ポイントで投資信託購入
連携銀行住信SBIネット銀行楽天銀行
スマホアプリ評価標準的高評価(iSPEED)
PCツールHYPER SBI 2(高機能)マーケットスピード2
IPO取扱数業界最多水準やや少なめ
米国株・ETF銘柄数多い普通
低コストNASDAQ100ファンド各社共通ファンドを取扱楽天・プラスNASDAQ-100(0.198%)を独占取扱
日経テレコン×○(無料)
ノーマルカード同士で比べると、楽天カード(一般)の1%(条件なし)に対し、三井住友カード(NL)は利用額条件を満たした場合に0.5%です。クレカ積立の還元率だけで見ると、通常カードでは楽天が有利です。一方SBIは取扱ファンド数・IPO・米国株の充実度で優位な面があります。

数字で見ると違いが明確になりました。次は、私自身がSBI証券を選んだ理由をお伝えします。


新NISAで長期投資するなら?院生の私がSBI証券を選んだ理由

私がSBI証券を選んだ理由は、ポイント還元率ではなく主に2つの観点からです。

①取扱ファンド数と運営歴の安心感

SBI証券は1999年サービス開始と国内ネット証券の中でも歴史が長く、口座数1,500万超の実績があります。

投資信託の取扱本数は2,600本超で、NASDAQ100連動ファンドを含む低コスト商品も複数選べます。

長期積立を前提にすると、証券会社の安定性やサービス継続性は無視できない要素だと判断しました。

②楽天経済圏をほぼ使っていなかった

楽天証券の大きな強みは楽天経済圏との連携です。

ただ私は楽天市場をほとんど利用していません。楽天ポイントを日常的に貯めている人でなければ、楽天証券の恩恵は限定的になります。

逆に楽天経済圏をフル活用している人なら、クレカ積立1%(条件なし)+楽天ポイント投資の組み合わせは強力です。

なお、楽天証券限定の「楽天・プラスNASDAQ-100インデックス・ファンド」(信託報酬0.198%)はコスト面で魅力的です。NASDAQ100を積み立てたい、かつ楽天経済圏ユーザーであれば、楽天証券は有力な選択肢になります。私がSBIを選んだのはあくまで自分の生活環境に合っていたからであり、楽天が劣っているわけではありません。

最後に、実際の口座開設の手順と注意点をまとめます。


口座開設の手順と注意点

SBI証券の口座開設手順

  1. SBI証券公式サイトから「口座開設」をクリック
  2. メールアドレスを登録し、仮登録URLにアクセス
  3. 氏名・住所・マイナンバーなどの基本情報を入力
  4. 本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証)をアップロード
  5. 審査通過後(最短翌営業日)、ログイン情報が郵送または電子交付される
  6. ログイン後にNISA口座の申込手続きを実施
  7. クレカ積立を利用する場合は「SBI証券 × 三井住友カード」の連携設定を行う

楽天証券の口座開設手順

  1. 楽天証券公式サイトから「口座開設」をクリック
  2. 楽天会員IDでログイン(未登録の場合は新規作成)
  3. 基本情報・マイナンバーを入力し、本人確認書類をアップロード
  4. 審査通過後、ログインIDが届く
  5. NISA口座の申込・楽天カードの連携設定を行う
  6. 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)を設定すると普通預金金利が優遇される
【注意点】NISA口座は1人1口座しか開設できません。一度開設した証券会社を変更する場合は、翌年からしか切り替えができません。最初の選択を慎重に行うことを推奨します。また、NISAの非課税投資枠(生涯1,800万円)は年をまたいでも翌年以降に繰り越されません。


まとめ

この記事でわかったことを整理します。

  • SBI証券・楽天証券ともに新NISAの手数料はほぼ同等で、どちらを選んでも大きな損はない
  • SBI証券は投資信託の本数・クレカ積立の最大還元率・IPO・米国株の取扱で優位
  • 楽天証券は楽天経済圏との親和性・iSPEEDの使いやすさ・楽天銀行連携で優位
  • 選ぶ基準は「普段使っているポイント・カード・銀行」に合わせると迷いにくい
  • NISA口座は1人1口座・年をまたがないと変更できないため、最初の選択が重要

次に取るべき行動は、まず自分が楽天経済圏のユーザーかどうかを確認することです。

楽天ユーザーなら楽天証券、そうでなければSBI証券が選択しやすい場合が多いです。迷いが残るならSBI証券を選んでおくと、ファンドの選択肢と還元率の面で後悔が少ない傾向があります。


本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。

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